夫婦deブログ

〜仕事やめたいヨメと解放されたいダンナの日常〜

ダンナのうつの原因を考察する①—新しいことが異様に苦手?

ヨメです。

ここ2・3日で、

ダンナがうつになった原因?というか、

ダンナがなんで仕事でストレスを抱えてしまうのか?

そのヒントが少し掴めたので、ちょっと時間をかけて書いてみたいなと思います。

似たような状況で悩んでいる人のヒントになりますように。

事の発端は先日の夕飯後。ダンナが神妙な面持ちで相談してきました。

「俺、新しい仕事を振られると、普通じゃない感じのパニックになるんよー」

話を聞いてると、その日ちょうど新しい仕事、かつ、ちょっと重みがありそうな難儀〜な仕事を振られて、パニックになりつつも、なんとかパニック状態を抑えて帰ってきたらしいのです。

「新しい仕事、というか勝手がわからない仕事を渡されると、とにかくアワアワしてしまって、業務が経ち行かなくなる」と。

で、業務が経ち行かなくなっている状況にさらに焦ってしまって、もっとアワアワして、仕事がたまりまくって、さらにそれで焦って、ミスが増えて、業務が経ち行かなくなって・・・という悪循環にはまる傾向にあるんだそうで、なおかつアワアワしている間、ずっと頭痛がするらしい。

ダンナは去年の夏に鬱病と診断されて仕事を休みました。その頃といえば、終電を過ぎても仕事場に残って、土日も出勤して、明らかに働き過ぎの状態で、そりゃー心配したものでした。

で、ダンナ曰くその状況も、「新しい仕事を振られるとパニックになる」ことが発端で上記のような悪循環に陥り、さらに上司がヒステリー持ちだったのもプラスされて、だんだん病気になっていったんではないかと、こう話すわけです。

仕事が合ってないんじゃないかとか、仕事の仕方を工夫したら?とか、いろいろ私なりに考えを話してみたのですが、どうもかみ合わず。私としては、『ま、慣れないことって最初は焦るけど、自分で全部抱え込む必要はないし、慌てる必要ないじゃん?がんば☆』ぐらいの感覚だったのですが、

ダンナは「自分は何かしらの病気なのかもしれない」と言い出しました。

小さい頃から新しい場所に行ったりだとか、新しいことをしようとするとパニックになってたらしい。印象的な事件として話してくれたのが、塾でのこと。

学習塾に通い始めた日、初めての授業で扱った内容が、まだ学校で習っていない分野だったようで、知らない公式や知らない言葉が飛び交ってたんだそうです。

その状況で幼き日のダンナ、完全に固まってしまい、焦りすぎて手がブルブル震えていたらしい。(普段は陽気なお調子者だったようなので、固まってる状態がデフォというわけではない。)

そういえば義理の母が、「あんたは本当に、新しいことやるのが嫌いだもんねえ」みたいなことをよく言ってたのだけど、まさか、そこまでとは。っていうか、そこまでいくと、嫌いとかそういうレベルの話じゃない。

塾でのエピソードを聞いて、だんだん私も「ダンナは少し変かもしれない」と思いはじめました。その上でよくよく考えてみると、そもそもダンナって、決して仕事が出来ないタイプではないはずなんですよ。身内びいきもあるんだろうけど、ダンナは私より勉強できて飲み込みも早いし、頭良いし、社交的だし、複数のこと同時にこなすのも上手です(料理とかしてるのを見ると本当に手際いい)。

私、自分で言うのはなんですが、どこに行っても割と「仕事が速い」「飲み込みが早い」と言われるタイプなんです(そもそも得意なことを仕事に選んでるから当然なのかもだけど)。だから、私は自分自身のことを「仕事ができない人間」だと思ったことはないんです。その私にいつも的確なアドバイスをくれるダンナ、私が焦っていると、冷静に道筋を示してくれるダンナが、自分を「仕事ができない人間」だと感じている。

これはどーもおかしいぞ。

というわけで、「ダンナは新しいことが異様に苦手?」という新たな課題に、夫婦二人で取り組んでいこうということで、この日は終了しました。

〈長いので次回に続きます〉